直播テンサイの初期生育と平均発芽日数および真正種子重との関係

直播テンサイの初期生育と平均発芽日数および真正種子重との関係

レコードナンバー640967論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014890NACSIS書誌IDAN00189888
著者名六笠 裕治
大潟 直樹
書誌名日本作物學會紀事
別誌名Proceedings of the Crop Science Society of Japan
Japanese journal of crop science
日本作物学会紀事
発行元日本作物學會
巻号,ページ70巻・ 4号, p.510-514(2001-12)ISSN00111848
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抄録テンサイ直播栽培における初期生育の向上を図るため、北海道農業研究センター育成の69一代雑種系統(三系交配)および3品種の初期生育性と種子特性との関係を調べた結果、真正種子重が大きく、平均発芽日数が短い系統ほど、初期生育における全乾物重が大きい傾向にあった。標準偏差を基準に比較すると、平均発芽日数の影響が相対的に大きく、真正種子重の影響は生育のごく初期で大きい傾向があった。また、一代雑種系統の真正種子重に対する両親系統の遺伝的な影響を検討したところ、4倍体を含む花粉親の影響よりも単交配の種子親の影響が大きく、それらの交互作用は小さかった。一方、細胞質雄性不稔系統の抽苔茎で生産される種子親自身の真正種子重と、単交配の種子親の抽苔茎で生産させる一代雑種系統の真正種子重との相関は明らかではなく、一代雑種系統の真正種子重はそれらの種子親系統よりも全般的に大きかった。これは、種子親を育成する際の細胞質雄性不稔系統と細胞質雄性不稔維持系統との一次交配によるヘテロシス効果が、一代雑種種子の真正種子重に発現したものと考えられ、真正種子の大粒化に向けての育種では、三系交配法が有利であることが示唆された。
索引語テンサイ;直播き;種子;重さ;発芽;時期;生育;一代雑種
引用文献数15
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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