北海道北部の蛇紋岩・第三紀層流域における融雪流出の比較

北海道北部の蛇紋岩・第三紀層流域における融雪流出の比較

レコードナンバー641153論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20006294NACSIS書誌IDAA11595357
著者名野村 睦
矢崎 慶子
笹賀 一郎
ほか3名
書誌名北海道大学演習林研究報告 = Research bulletin of the Hokkaido University Forests
発行元北海道大学北方生物圏フィールド科学センター森林圏ステーション
巻号,ページ58巻・ 2号, p.1-9(2001-08)ISSN13470981
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抄録北海道北部の近接する第三紀層と蛇紋岩の山地源流域において1997年と1999年に融雪流出の観測を行なった。その結果、蛇紋岩流域は流量変動が大きい特徴を有すること、それに対して第三紀層流域は流量変動が小さいことがわかった。蛇紋岩流域の極大流量は第三紀層のそれの約2倍だった。1日もしくは2日単位の水収支解析を行なったところ両流域とも流出率は100%以上だった。経験的な手法で直接流出を分離し、その流出率を調べたところ、第三紀層流域は30%未満、蛇紋岩流域では40%以上で60%を超える場合もあった。河川水温の平均値は第三紀層流域が約5℃、蛇紋岩流域が約2℃で3℃ほどの差があった。これらの値は、第三紀層流域では100cmよりも相当深い深度、蛇紋岩流域では50cm深の地温に等しい。このことから、第三紀層流域では土壌の深部に、蛇紋岩流域では浅層部に流出経路があると推測した。
索引語融雪;流出;水文;北海道;河川;水温
引用文献数11
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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