トルコギキョウの開花に伴う花色と花弁色素構成の変化

トルコギキョウの開花に伴う花色と花弁色素構成の変化

レコードナンバー641351論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015006NACSIS書誌IDAN00025257
著者名橋本 文雄
西本 慎一
Uddin A.F.M.J.
ほか2名
書誌名園藝學會雜誌
別誌名園芸学会雑誌
Journal of the Japanese Society for Horticultural Science
発行元園藝學會
巻号,ページ71巻・ 1号, p.40-47(2002-01)ISSN00137626
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抄録開花前後の生育過程におけるトルコギキョウ[Eustoma grandiflorum(Raf.)Shinn.]花弁中のフラボノイド色素と花色変化について調査した。供試品種は、‘ブライダルバイオレッド’、‘あすかの朝’、‘あずまの粧’、‘ミッキーローズ’の4品種であり、高速液体クロマトグラフによる色素分析から、前二者はデルフィニジン主体型、‘あずまの粧’はベラルゴニジン主体型、‘ミッキーローズ’はシアニジン主体型であった。また、これらのアントシアニジンに加え、ペオニジンやマルビジンなどのメチル化アントシアニジンも含まれていることが明らかとなった。 4栽培品種において、花弁アントシアニンの生成は開花前に始まり、開花後その総含量は増加していく傾向が認められ、花弁フラボノール含量は、開花前には最高値に達することが確認された。また、開花日には、開花前のアントシアニジン組成に加え、他のアントシアニジンが新たに加わることが観察された。開花後は、アントシアニジンの比率はほぼ一定に留まり花色は変化しなかった。‘ミッキーローズ’は、シアニジンを花弁中の優勢色素とする品種として確認された初めての例である。なお、本研究に供試したトルコギキョウ品種では、花弁フラボノイド色素間のコピグメント効果は発現していないものと推察された。
索引語トルコギキョウ;開花;花;色;色素;成分;アントシアニン;フラボノイド
引用文献数25
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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