L-グルタミン酸オキシダーゼを用いたグルタミン酸センサーの開発及びGOT/GPTセンシングへの応用
L-グルタミン酸オキシダーゼを用いたグルタミン酸センサーの開発及びGOT/GPTセンシングへの応用
レコードナンバー | 641657 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00015342 | NACSIS書誌ID | AN00033029 |
著者名 | 有馬 二朗 田村 隆 篠原 寛明 ほか3名 | ||
書誌名 | 岡山大學農學部學術報告 = Scientific report of the Faculty of Agriculture, Okayama University | ||
別誌名 | Scientific reports of the Faculty of Agriculture, Okayama University 岡山大学農学部学術報告 | ||
発行元 | 岡山大學農學部 | ||
巻号,ページ | 91号, p.15-22(2002-02) | ISSN | 04740254 |
全文表示 | PDFファイル (1012KB) | ||
抄録 | L-グルタミン酸オキシダーゼ前駆体をトリプシン分解することで、成熟酵素と同程度の基質親和性を持つ酵素を得た。この酵素はL-グルタミン酸を確実に定量することを可能とし、また、GOT/GPTアッセイにおいてもその可能性を示した。しかし酸素電極による固定化酵素の評価では、基質親和性の低下が見られ、L-Gluが高濃度でないと測定不可能であることが示唆された。そこで市販されているグルコースセンサーにならい、クロノアンペロメトリー法によるL-Gluの検出に試みた。電子受容体の検討において、フェロセン化合物及びフェリシアンで反応が行われることから、フェリシアンを電子受容体として用いたL-グルタミン酸の検量線を作製した。その結果、グルコースセンサーと同程度の検量線が得られたことから、L-グルタミン酸センサーに利用できることが示され、また処方最適化の検討及び電子受容体の変換によるGOT/GPTセンサーへの応用にも、その可能性が見いだされた。 | ||
索引語 | グルタミン酸;酵素(酸化還元酵素);センサー;酵素(アミノトランスフェラーゼ) | ||
引用文献数 | 10 | 登録日 | 2011年12月08日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |