愛知県におけるセイヨウナシ「グランドチャンピオン」の果実品質と内容成分
愛知県におけるセイヨウナシ「グランドチャンピオン」の果実品質と内容成分
レコードナンバー | 642088 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00013985 | NACSIS書誌ID | AN00381852 |
著者名 | 伊藤 茂 吉村 幸江 舛田 奈里 鬼頭 勇夫 | ||
書誌名 | 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center | ||
別誌名 | Research bulletin of the Aichi Agricultural Research Center | ||
発行元 | 愛知県農業総合試験場 | ||
巻号,ページ | 33号, p.195-200(2001-12) | ISSN | 03887995 |
全文表示 | PDFファイル (1484KB) | ||
抄録 | 愛知県におけるセイヨウナシ品種「グランドチャンピオン」果実の追熟に伴う果実品質、内容成分の変化を同地で収穫された他品種と比較検討した。その結果は以下のとおりである。 1グランドチャンピオンは、15℃で7日間追熟処理することにより、可食適期となり、ラ・フランス、ウィンターネリスと比較して、追熟日数が短かった。 2果実の糖組成は果糖、ソルビトールが中心で、その他、ブドウ糖、ショ糖が含まれていた。ラ・フランス、ウィンターネリスと比較して、ソルビトールの割合が高いことが特徴であった。 3有機酸組成は、リンゴ酸が中心で、残りはクエン酸であった。有機酸含量は追熟中にわずかに減少した。 4可食期の果実の全ペクチン含量、水溶性ペクチン含量は、ラ・フランスとほぼ同量であった。しかし、全ペクチン含量、水溶性ペクチン含量ともに、ウィンターネリスよりは少なかった。 59月上旬から中旬に収穫できる早生品種であるが、上旬に収穫するのに比べ中旬に収穫した方が、果実重が増加し、糖含量も高くなった。しかし、可食期の糖含量には差がなかった。 | ||
索引語 | ナシ;果実;品質;愛知県;成分 | ||
引用文献数 | 13 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |