高知方式湛液型ロックウールシステムによる果菜類の栽培(4)
高知方式湛液型ロックウールシステムによる果菜類の栽培(4)
レコードナンバー | 642150 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00011918 | NACSIS書誌ID | AN10406825 |
論文副題 | シシトウガラシ‘ししほまれ’の促成栽培における生育・収量特性 | ||
著者名 | 山本 正志 前田 幸二 | ||
書誌名 | 高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center | ||
別誌名 | Bull. Kochi Agric. Res. Cent. 高知農技セ研報 | ||
発行元 | 高知県農業技術センター | ||
巻号,ページ | 11号, p.75-84(2002-03) | ISSN | 09177701 |
全文表示 | PDFファイル (1500KB) | ||
抄録 | 高知方式湛液型ロックウールシステムを用い、シシトウガラシ'ししほまれ'の促成栽培における本圃での整枝法および適正な培養液濃度について検討するとともに、本システムでの生育・収量特性を土耕と比較検討した。 1.ロックウール耕において主枝および側枝を摘心した場合は、捻枝した場合に比べて、収穫後期には高次側枝の発生が旺盛で、着果数も著しく多く推移した。また、収穫所要日数はやや短く、上品率が高く、6月末日までの上品収量は19%多がった。 2.本圃における培養液濃度を山崎ナス処方に準拠した1.0単位とした場合は、0.6単位とした場合に比べて、節間が長く、収穫後期には高次側枝の発生が少なく、着果数も著しく少なく推移した。また、収穫所要日数、上品率はほぼ同じで、6月末日までの上品収量は18%少なかった。 3.ロックウール耕では土耕に比べて、収穫後期には高次側枝の発生が旺盛で、着果数が著しく多く推移した。また、収穫所要日数はほぼ同じて、上品率が高く、6月末日までの上品収量は34%多かった。 4.シシトウガラシ'ししほまれ'の本システムへの適合性は極めて高いことが明らかとなった。 | ||
索引語 | 施設栽培;ロックウール;トウガラシ;養液;生育;収量;果菜;促成栽培;高知県 | ||
引用文献数 | 27 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |