コンニャク1,2年生個体の生育経過および球茎と生子の肥大に対する生子数の影響

コンニャク1,2年生個体の生育経過および球茎と生子の肥大に対する生子数の影響

レコードナンバー642241論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014890NACSIS書誌IDAN00189888
著者名三浦 邦夫
和田 義春
渡辺 和之
書誌名日本作物學會紀事
別誌名Proceedings of the Crop Science Society of Japan
Japanese journal of crop science
日本作物学会紀事
発行元日本作物學會
巻号,ページ71巻・ 1号, p.17-23(2002-03)ISSN00111848
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抄録コンニャク各器官の乾物と葉面積の増加に着目しつつ、1年生種球茎、2年生種球茎から発育した個体の生育経過を調査した。また地下部の肥大器官である球茎重と生子重の関係を個体当たり生子数に着目して検討した。1年生個体の葉面積は開葉後43日頃最大となったが、比葉重は生育後期まで増加した。個体当たり生子数は開葉後約20日頃に決定した。全重は開葉後90日までほぼ直線的に増加したが、地上部重は葉面積が最大となった開葉後43日頃に最大となった。一方、球茎重は全重と同様、開葉後10日頃からほぼ直線的に増加した。生子数は1、2年生とも品種間でほとんど相違なかったが、どの品種でも2年生種球茎の方が多かった。平均生子1個重は1、2年生種球茎それぞれ10.4g、15.4gであった。開葉後の葉面積およびその後の各器官の生育量は1年生種球茎に比較して2年生種球茎で著しく大きいが、基本的な生育パターンは類似していた。生子重と球茎重との関係から、個体当り生子数が多くなると生子重が大きくなり、球茎重が減少することがわかった。これらの結果は、地下部肥大器官である球茎と生子との間に競合関係が存在することを示唆した。開葉後7日後に新球茎に着生する側芽を切除処理すると、葉面積や地下部重には相違がなかったが、球茎重は無処理区に比べ有意に大きくなった。これらの結果から、生子数を減少させることにより球茎重を増加させることが可能なことを示唆した。
索引語コンニャク;生育;球茎;肥大
引用文献数11
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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