遺伝マーカーによる吉野川における陸封型放流アユの混合率および両側回遊型アユの分布の推定

遺伝マーカーによる吉野川における陸封型放流アユの混合率および両側回遊型アユの分布の推定

レコードナンバー642438論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
著者名谷口 順彦
近藤 桂太
董 仕
今井 貞美
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ50巻・ 1号, p.17-24(2002-03)ISSN03714217
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抄録吉野川水系の天然アユ集団の遡上状況と遺伝的多様性を評価するため、遺伝マーカーを用い、1997年、1998年2年間に採集した合計18標本群を供試魚とし、本調査を実施した。吉野川水系6地点からの10標本群および両側回遊型稚魚2標本群、同河川に放流された放流用琵琶湖産種苗2標本群、人工海産種苗4標本群について、マイクロサテライトDNAおよびアイソザイム多型を検出した。その結果、吉野川産天然遡上アユは在来の海系アユの遺伝的基本特性を備え、遺伝的多様性は十分高いことがわかった。陸封型(琵琶湖産アユ)と両側回遊型(海産アユ)の混合率から吉野川の天然遡上アユは池田ダムを越えて遡上していることが確認された。また、吉野川へ放流された人工海産種苗の一部には遺伝的多様性が著しく低下した集団が認められた。
索引語アユ;四国地方;河川;放流;通し回遊魚;遺伝的距離;マーカー
引用文献数16
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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