16S rDNA塩基配列に基づいたキンギョ腸内細菌の同定

16S rDNA塩基配列に基づいたキンギョ腸内細菌の同定

レコードナンバー642447論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
著者名土谷 知弓
提坂 朋子
伊藤 陽子
山口 貴子
杉田 治男
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ50巻・ 1号, p.85-90(2002-03)ISSN03714217
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抄録キンギョ、Carassius auratusの腸管内容物から分離した腸内細菌の16SrDNA塩基配列を調べ、分子系統解析を行うとともに、表現形質に基づく従来法の同定結果と比較した。キンギョ5尾から培養法により411菌株の好気性、通性および偏性嫌気性細菌を分離し、表現形質に基づいて同定した結果、これらはAeromonas、Bacteroidaceae、coryneforms、Enterobacteriaceae、PseudomonasおよびVibrioと同定された。次にこれらの分類群の代表菌46株について16SrDNA塩基配列を決定し、系統分類学的検討を行った結果、これはAeromonas hydrophila、A. veronii、CFB group、Citrobacter freundii、Fusobacteria、Shewanella sp.、 Vagococcus sp.およびVibrio sp.と同定された。種レベルで同定できた菌株は12株(26.1%)にすぎず、残りの34株(73.9%)は新種または新属であることが強く示唆された。以上の結果から、16SrDNA塩基配列(約500bp)による同定法は識別能も高く、魚類腸内細菌の同定に極めて有効であることが判明した。
索引語キンギョ;細菌(腸内細菌);同定;リボゾーム;DNA;塩基配列
引用文献数26
登録日2011年07月25日
収録データベースJASI, AGROLib

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