作物の植被型がフィルムマルチ下地温に及ぼす影響

作物の植被型がフィルムマルチ下地温に及ぼす影響

レコードナンバー642475論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015066NACSIS書誌IDAN00200732
著者名鈴木 晴雄
中西 景子
Duangpaeng A.
ほか3名
書誌名農業氣象
別誌名J. Agric. Meteorol
Journal of agricultural meteorology
農業気象
Journal of the agricultural meteorology
発行元養賢堂
巻号,ページ58巻・ 1号, p.23-32(2002-03)ISSN00218588
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抄録本実験は、マルチ栽培における植被とマルチが地温に及ぼす影響を、伏性と立性の両植被構造の違いから明らかにすることを目的とした。実験は1998年10月から1999年3月にかけて行った。実験区は黒色マルチの有無、伏性植被と立性植被の別、およびLAIの違いから計18区を設けた。得られた結果は下記の通りである。 (1)伏性植被と立性植被による地温効果の相違を地温差でみると、無マルチ畦の最高地温では各LAIを通じていずれも立性>伏性の高低関係であった。最低地温では、対照区の特定の地温において、伏性植被と立性植被の高低関係が逆転した。それら逆転時の地温は、LAIが大きくなるにつれて上昇した。最低地温では両植被の保温効果がより大きくなり、さらにLAIが2.0以外では伏性>立性の関係が得られた。 (2)植被とマルチによる複合効果を地温差からみると、最高地温では全般的に立性は対照区よりも高く、伏性は低く経過した。最低地温では立性と伏性間の差は明確でなかった。 (3)植被の地温への影響を地温日較差比からみると、無マルチ畦では全般的にいずれのLAIの区においても、伏性(各LAI平均の日較差比0.47)の方が立性(0.65)より日較差比は小さかった。マルチ畦の各区では無マルチ畦と比べてLAI1.0以上の平均で約0.04大きく、地温変化への影響度は減少したが、立性と伏性間の差は明確でなかった。植被にマルチが加わると日較差比は小さくなり、地温変化への影響度は増した。
索引語植生;マルチ;地温;測定;作物;熱収支;土壌水分;放射
引用文献数15
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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