アユの冷水病に対する注射ワクチンの予防効果

アユの冷水病に対する注射ワクチンの予防効果

レコードナンバー650317論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00010004NACSIS書誌IDAN1001843X
著者名増成 伸文
難波 洋平
植木 範行
河原 栄二郎
書誌名岡山県水産試験場報告 = Bulletin of the Fisheries Experiment Station, Okayama Prefecture
発行元岡山県水産試験場
巻号,ページ16号, p.49-57(2001-03)ISSN09129219
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抄録1. アユの冷水病に対する三種類のワクチン(ホルマリン不活化ワクチン(FKB)・水溶性アジュバント添加ホルマリン不活化ワクチン(S-A)・オイルアジュバント添加ホルマリン不活化ワクチン(O-A))を作製し、供試魚に注射法で投与した。その後、自然発病魚で攻撃試験を実施し、ワクチンの有効性を検討した。 2. 攻撃試験の結果、実験室レベルでの、ホルマリン不活化ワクチンの効果が確認された。更にこれにオイルアジュバントを添加することで、更に高い有効率が得られた。水溶性アジュバント添加では、大幅な有効率の上昇はみられなかった。 有効率(RPS60):O-A区(81)>S-A区(55)≒FKB区(50)>無処理対照区 3. ワクチンの予防効果は、ワクチン投与56日後でも認められた。 4. いずれのワクチン区でも攻撃開始後の日数経過に伴い有効率が低下し、更に攻撃後の生残魚からは冷水病菌が分離された。この原因については不明であり、追跡調査が望まれる。 5. ワクチン投与後の血中抗体価は高い順に、O-A区>S-A区≧FKB区>無処理対照区、であった。 6. 今後は、大量の放流種苗にも対応できる投与方法(浸漬法や経口法など)の開発が望まれる。
索引語アユ;疾病(細菌病);ワクチン;予防
引用文献数18
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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