水稲新品種「ひたち錦」の育成

水稲新品種「ひたち錦」の育成

レコードナンバー650839論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00017577NACSIS書誌IDAA11232364
著者名須賀 立夫
飯田 幸彦
横田 国夫
ほか5名
書誌名茨城県農業総合センター生物工学研究所研究報告 = Bulletin of the Plant Biotechnology Institute, Ibaraki Agricultural Center
別誌名Bull. Ibaraki Plant Biotech. Inst
茨城農総セ生工研研報
発行元茨城県農業総合センター生物工学研究所
巻号,ページ5号, p.41-51(2002-03)ISSN13412809
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抄録ひたち錦は中・晩生の良質な酒造用品種の育成を目標として、1991年度に茨城県農業試験場において岐系89号を母、月の光を父として人工交配を行い、以来1992年7月まで同場で、それ以降は茨城県農業総合センター生物工学研究所において選抜と固定を進めてきた酒造用品種である。本品種は、出穂期・成熟期が関東地方の晩生の早にあたる。長稈だが、稈が太く強稈のため耐倒伏性は優れる。いもち病抵抗性は美山錦、山田錦より明らかに強く、強である。また、紋枯病の発生は両品種より少なく、縞葉枯病には両親と同様に抵抗性を有する。穂発芽性は難である。収量は美山錦、日本晴と同等で山田錦よりも明らかに多く、酒米としては多収である。玄米千粒重は25gと大粒である。心白粒の発現率は両品種より高く、心白の大きさは小~中のものが多く、酒米としての玄米品質は美山錦、山田錦より明らかに優れ上の下である。醸造特性が良く、透明感が高くすっきりした美味しい日本酒ができる。 農業研究所の奨励品種決定調査においても上記の特性が認められ、本県産酒米の生産安定と日本酒の品質向上を図るために2001年度から奨励品種に採用された。
索引語イネ;新品種;育種;酒米;品質;晩生;抵抗性育種;病害
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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