ストロビルリン系化合物のコムギうどんこ病および眼紋病に対する防除効果
ストロビルリン系化合物のコムギうどんこ病および眼紋病に対する防除効果
レコードナンバー | 650939 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00015061 | NACSIS書誌ID | AN00196227 |
著者名 | 市場 常男 狗田 鉄也 堀田 幸夫 ほか2名 | ||
書誌名 | 日本農薬学会誌 | ||
発行元 | 日本農薬学会 | ||
巻号,ページ | 27巻・ 2号, p.127-132(2002-05) | ISSN | 03851559 |
全文表示 | PDFファイル (592KB) | ||
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抄録 | 数種のストロビルリン系化合物およびDMI剤を用い室内における殺菌活性と圃場における防除効果の関係について、コムギうどんこ病およびコムギ眼紋病を対象として比較検討した。圃場におけるコムギうどんこ病に対する防除効果は、室内試験における殺菌活性と一致せず、浸透移行性が高く、ベーパーによる活性が認められたクレソキシムメチル、トリアジメホンおよび(E-2-[2-(3-トリフルオロメチル-5-クロロピリジン-2-イルオキシメチル)フェニル]-2-メトキシイミノ-N-メチルアセトアミドの3剤が高い防除効果を示し、浸透移行またはペーパーにより新たに展開する葉を保護することが重要な要素と考えられた。一方、眼紋病に対しては高い菌糸伸長阻害活性を示し、浸透移行性の低かった(E)-2-[2-(2,5-ジメチルフェノキシメチル)フェニル]-2-メトキシイミノ-N-メチルアセトアミド(SSF-129)およびプロクロラズが、圃場においても高い防除効果を示し、菌糸伸長阻害活性が高くかつ付着した化合物が長期に散布部位に残ることが重要な要素と考えられた。 | ||
索引語 | 殺菌剤;有機化合物;コムギ;病害(糸状菌病);防除;効果;作用特性;うどんこ病 | ||
引用文献数 | 15 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |