香川県の小麦新奨励品種「さぬきの夢2000」の特徴

香川県の小麦新奨励品種「さぬきの夢2000」の特徴

レコードナンバー651273論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00017190NACSIS書誌IDAN00294000
著者名大山 興央
村上 優浩
大川 俊彦
ほか5名
書誌名香川県農業試験場研究報告
別誌名Bulletin of the Kagawa Prefecture Agricultural Experiment Station
発行元香川県農業試験場
巻号,ページ55号, p.9-16(2002-03)ISSN03748804
全文表示PDFファイル (813KB) 
抄録香川県農業試験場において育成され、2001年9月に香川県の奨励品種に採用された小麦「さぬきの夢2000」は、以下の特徴等を有する。 1.形態的特性は、「チクゴイズミ」に比べ3cm程度短稈で、穂長はやや短く、穂数は同等からやや多い。千粒重は36.5gで「チクゴイズミ」より3~4g程度軽く、原麦粒のみかけの品質はやや劣る。 2.生態的特性は、出穂期、成熟期が「チクゴイズミ」より1日程度遅い早生種である。耐倒伏性は「チクゴイズミ」より優れ、耐病性は赤かび病には「中」、うどんこ病には「やや弱」で、いずれも「チクゴイズミ」並である。穂発芽性は「チクゴイズミ」並の「やや難」である。 3.製めん適性は、讃岐うどんに加工した際の色と粘弾性において特に優れる。 4.同一施肥水準下での収量は「チクゴイズミ」に比べやや低く、「ダイチノミノリ」並である。倒伏し難く、高品質で安定した収量が得られる施肥水準は、「チクゴイズミ」よりやや多い総窒素施用量で0.9~1.1kg/a、このうち基肥窒素量はO.7~0.8kg/aである。 5.播種適期は11月中旬で、早播き、遅播きとも収量性は低下する傾向にある。また、ごく早播き(10月播種)では凍霜害の危険が高まる。
索引語香川県;コムギ;新品種;特性;早生
引用文献数3
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat