サロマ湖に生息するヒメエゾボラのインポセックスからの回復

サロマ湖に生息するヒメエゾボラのインポセックスからの回復

レコードナンバー651520論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
著者名藤永 克昭
中尾 繁
Ilano A.S.
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ50巻・ 2号, p.171-176(2002-06)ISSN03714217
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抄録1997年から2001年(2000年を除く)にかけて、北海道の北東部に位置するサロマ湖において、ヒメエゾポラのインポセックスの程度を、主に出現頻度、相対的陰茎サイズ指数(RPSI)および性比(雄個体/雌個体)の3つの規準を用いて調査した。サロマ湖に生息するヒメエゾボラのインポセックスの程度は、土年々改善された。1997年に13.7であったRPSI値は年々低下し、2001年には0.1と非常に小さな値を示した。成体個体におけるインポセックスの出現頻度は、1997年および1998年はともに100%であったが、1999年は76.9%、2001年は50.0%に低下した。成体個体の性比は、1997年と1998年は2.0以上の非常に高い値を示した。しかし、その後急激に減少し、1999年には1.62、さらに2001年には0.81にまで低下した。以上の結果から、サロマ湖のヒメエゾボラはインポセックスから回復したと判断された。さらに、雌個体における陰茎指数の年変化、殻高と陰茎重量の関係の年変化および生殖器官と内臓の簡単な解剖学的観察から、非常に緩慢であるが、ヒメエゾボラのインポセックスは個体レベルにおいても回復する可能性があるように思われた。
索引語腹足綱;北海道;湖沼;雄;生殖器;異常;環境汚染
引用文献数17
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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