FRP製ミニサイロを利用したミルキングパーラー排水用低コスト浄化施設

FRP製ミニサイロを利用したミルキングパーラー排水用低コスト浄化施設

レコードナンバー651655論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20002654NACSIS書誌IDAA11581363
著者名小梨 茂
谷藤 隆志
川村 輝雄
ほか2名
書誌名岩手県農業研究センタ-研究報告 = Bulletin of the Iwate Agricultural Research Center
別誌名Bull. Iwate Agric. Res. Ctr
岩手農研セ研報
発行元岩手県農業研究センタ-
巻号,ページ1号, p.31-38(2000-12)ISSN13464035
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抄録低コストで十分な処理能力を持ったミルキングパーラー排水用浄化施設を開発する目的で、FRP製ミニサイロを利用した簡易浄化槽を試作し、約2年間、その処理能力を調査した。簡易浄化槽は7基のFRP製ミニサイロ(容量2,6m3)を連結させて作成した。最初の槽は貯留槽で、続いて曝気槽、沈殿槽及び4つの接触曝気槽からなっており、活性汚泥法と生物膜法を組合せた処理を行った。低コスト化を図るために、生物膜法の濾材には廃プラスチックのリサイクル資材である未精製発泡スチロールペレットを用いた。この簡易浄化槽にミルキングパーラー排水(平均性状:BOD1,833mg/-,COD570mg/-,SS597mg/-,ヘキサン抽出物223mg/-,全窒素69mg/-,全リン16mg/-)を1日当たり1m3程度流入させる条件下で性能調査を行った結果、BOD,COD,SS及びヘキサン抽出物の除去率は95~99%で、水質汚濁防止法の排水基準を大幅に下回る濃度にまで浄化された。窒素及びリンについては、処理水中の濃度が水質汚濁防止法の排水基準以下であったものの、除去率がそれぞれ平均で72.5%及び44.O%と低かった。設置費は自家施工で91万円、工事費込みで129万円と見積もられ、市販の浄化施設に比べて格安に設置できる。ランニングコストは曝気用のブロアーの電気代として1ヶ月当たり13,500円程度掛かるものと試算された。
索引語浄化;施設;搾乳;排水;処理
引用文献数13
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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