スターチス・シヌアータ栄養系新品種「アイスター」系5品種の育成経過及び栽培特性

スターチス・シヌアータ栄養系新品種「アイスター」系5品種の育成経過及び栽培特性

レコードナンバー651658論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20002654NACSIS書誌IDAA11581363
著者名高橋 寿一
内藤 善美
佐藤 弘
ほか1名
書誌名岩手県農業研究センタ-研究報告 = Bulletin of the Iwate Agricultural Research Center
別誌名Bull. Iwate Agric. Res. Ctr
岩手農研セ研報
発行元岩手県農業研究センタ-
巻号,ページ2号, p.61-72(2001-12)ISSN13464035
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抄録市場性の高いスターチス・シヌアータの栄養系新品種を育成する目的で、種子系品種「ソピア」を育種素材として分離育種を行った。「ソピア」から優良個体の選抜は1995~1997年に実施し、選抜した16個体の各クローン増殖苗を用い、1996~1998年に圃場で特性検定を行い優良系統を選抜した。その結果、形態・生態的特性が斉一、且つ高品質であることが確認された5系統について1998年に系統番号を付し、翌年、栄養系新品種「アイスター」系5品種を品種登録に出願した。これらの育成品種の適応作型を検討した結果、春~初夏出し、秋冬出し、同作型の据え置き栽培などの作型に適していた。各品種ごとの諸特性は次の通りである。「アイスターロージーピンク」は、がくの色は明赤紫で、高規格品の採花割合が高い。がくの直径と花穂長がいずれも長いため他の品種に比べてボリューム感が優れている。「アイスターライラック」は、がくの色は浅紫で、茎の翼は小さい。がくの直径は中程度で小花数が多く、花穂形の揃いは各作型で良好である。「アイスターライラックブルー」は、がくの色は浅紫で、高規格品の採花数は多い。がくの直径は長く、花穂長が長いため花穂部のボリューム感がある。「アイスターラベンダー」は、がくの色は浅紫、先端部が明青味紫で、茎の翼が小さい。花穂は幅が広く、いずれの作型でも花穂形の揃いは良好である。「アイスターモーブ」は、がくの色は鮮赤紫、分枝長、花穂長は中程度の長さで、花穂形の揃いは良好である。抽だいに必要な低温要求量を「アイスターロージーピンク」を供試して検討した結果、育苗温度15℃、低温処理期間50~60日間で抽だい率が高く採花本数が多かった。挿し芽繁殖による発根率には品種間差異があり、発根しにくい品種は発根剤処理により向上した。挿し芽苗を利用した秋冬出し作型について「アイスターライラック」および「アイスターライラックブルー」を供試して検討した結果、自然育苗による栽培が可能であった。
索引語キク科;花卉;新品種;育成;特性;岩手県
引用文献数13
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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