ウンシュンミカンとスイートオレンジカルスの不定胚形成時における内生オーキシンの変化
ウンシュンミカンとスイートオレンジカルスの不定胚形成時における内生オーキシンの変化
レコードナンバー | 651688 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00015006 | NACSIS書誌ID | AN00025257 |
著者名 | 仁藤 伸昌 大村 三男 韓 尚憲 | ||
書誌名 | 園藝學會雜誌 | ||
別誌名 | 園芸学会雑誌 Journal of the Japanese Society for Horticultural Science | ||
発行元 | 園藝學會 | ||
巻号,ページ | 71巻・ 4号, p.526-528(2002-07) | ISSN | 00137626 |
全文表示 | PDFファイル (481KB) | ||
抄録 | ウンシュウミカンとスイートオレンジのカルスを液体培地で振とうした後、直径0.5、1.0および2.Ommのメッシュで分けた。さらに大きさの異なるカルスごとに、パーコール濃度勾配40%と50%で、比重によって分画した。これらのカルスを、直径と比重別に不定胚形成誘導培地で培養し、胚形成と胚形成後の内生オーキシン含量を調査した。胚形成数は、‘バレンシア'オレンジではφ1.Omm-40%のカルスで、‘吉田’ネーブルオレンジではφ1.Omm-50%のカルスで最も多かった。ウンシュウミカンの胚形成頻度は低く、スイートオレンジの1/8ないし1/15であった。‘杉山温州’、‘宮川早生’ともφ1.Omm-40%のカルスで胚形成数が多かった。カルスの大きさおよび比重と胚形成頻度との明確な関係は明らかではなかった。内生オーキシン含量は、胚形成率の高いカルスでは胚形成後に低下したが、胚形成率の低いカルスでは低下しなかった。カルスから不定胚形成過程における内生オーキシン含量の減少が不定胚形成に寄与しているものと考えられる。 | ||
索引語 | ウンシュウミカン;組織培養;カルス;胚;形成;内生;オーキシン | ||
引用文献数 | 6 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |