テンサイ褐斑病の抵抗性“強”品種における発生推移と薬剤散布効果の持続期間
テンサイ褐斑病の抵抗性“強”品種における発生推移と薬剤散布効果の持続期間
レコードナンバー | 651751 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20009215 | NACSIS書誌ID | AN00352173 |
著者名 | 有田 敬俊 清水 基滋 梶山 努 ほか2名 | ||
書誌名 | てん菜研究会報 = Proceedings of the Sugar Beet Research Association | ||
別誌名 | Proceedings of the Japanese Society of Sugar Beet Technologists てん菜技術連絡研究会発表論文集 てん菜研究会報 | ||
発行元 | 甘味資源振興会 | ||
巻号,ページ | 43号, p.64-70(2002-07) | ISSN | 09121048 |
全文表示 | PDFファイル (440KB) | ||
抄録 | (1)抵抗性“強”品種において、テンサイの褐斑病発病株率が50%に到達するまでの日数は、甚・多発生では“弱”品種に比較して少なくとも1週間程度遅く、中発生ではさらにその差は広がった。 (2)発病株率50%日以降も、抵抗性“強”品種における発病進展は抵抗性“弱”品種よりも緩慢であり、このため両品種の発病程度の差は経過日数とともに拡大した。 (3)無散布条件では、抵抗性“強”品種での糖量の減少程度は、抵抗性“弱”品種よりも小さく、発生程度が中発生では減少はなかった。 (4)薬剤散布効果の持続期間試験において、単年度ではあるが、甚発生条件下で検討した。その結果、抵抗性“強”品種のマンゼブ水和剤およびカスガマイシン・銅水和剤の効果持続期間は20日程度であり、抵抗性“弱”品種よりも約10日間長い。同様に、ジフェノコナゾール乳剤およびテトラコナゾール乳剤では30日程度認められ、抵抗性“弱”品種よりも約20日間長かった。 | ||
索引語 | テンサイ;病害(糸状菌病);抵抗性;品種;発生生態;薬剤;散布;効果;持続性 | ||
引用文献数 | 2 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |