1980年から1997年に大分県で発生した養殖海産魚介類の疾病

1980年から1997年に大分県で発生した養殖海産魚介類の疾病

レコードナンバー651869論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014219NACSIS書誌IDAA11164264
著者名福田 穣
書誌名大分県海洋水産研究センター調査研究報告 = Bulletin of Oita Institute of Marine and Fisheries Science
別誌名大分県海洋水産研究センター調査研究報告書
大分県海水研調査研報
発行元大分県海洋水産研究センター
巻号,ページ2号, p.41-73(1999-03)ISSN13430602
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抄録1.大分県下で飼育されていた海産魚介類に関する1980年から1997年の疾病診断記録について、現在の知見に基づいて診断結果の再確認と修正を行ったのち、年別、魚種別、疾病別に診断件数を集計した。 2.18年間の総診断件数は8,226件で、診断対象となった動物は魚類が57種8,165件で総件数の99%以上を占める。上位5種はブリ、ヒラメ、マダイ、トラフグ、シマアジである。無脊椎動物も11種61件含まれるが、クルマエビ以外はいずれもわずかである。 3.年間診断件数は1985年まで200件未満、1986~1988年は300~400件であったが、1989年に急増し600件を超えて以来、年々増加して1994年には最大の937件を記録した。 4.年間件数の種別内訳は、1984年を除き1988年まではブリが61~78%を占めていたが、1989年以降はヒラメの増加に伴ってやや減少している。1992年以降は上位5種以外が10~20%を占めるようになり、養殖種の多様化傾向がうかがわれる。 5.疾病原因別の集計では、総件数は細菌性疾病、寄生虫性疾病、ウイルス性疾病の順に多い、年間件数に占める割合の推移をみると、細菌性疾病は1980年と1997年で大きな差はない。寄生虫性疾病は1990年以降に増加している。また、ウイルス性疾病は1994年以降漸増している。 6.養殖種別に総診断件数の多い疾病は、ブリでは、腸球菌症、類結節症、マダイイリドウイルス病が上位を占める。ヒラメでは、エドワジェラ症、レンサ球菌症、滑走細菌症が上位を占める。マダイでは、栄養性疾病とマダイイリドウイルス病が多いが、シマアジでは、腸球菌症とマダイイリドウイルス病が多い。トラフグでは、ヘテロボツリウム症が最も多い。
索引語大分県;海水;魚類;甲殻類;貝類;疾病;発生;養殖
引用文献数282
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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