標識放流によるキンメダイの移動と成長

標識放流によるキンメダイの移動と成長

レコードナンバー651936論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008139NACSIS書誌IDAN00102686
著者名高木 康次
書誌名静岡県水産試験場研究報告 = Bulletin of the Shizuoka Prefectural Fisheries Experiment Station
発行元静岡県水産試験場
巻号,ページ35号, p.9-15(2000-03)ISSN03863484
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抄録1981年11~12月に、熱海市伊豆山沖でキンメダイ1歳魚1,046尾を標識放流し、その再捕報告から次の結果を得た。 1)1981年から1997年までに相模湾から伊豆諸島海域において64尾が再捕された。 2)再捕魚の多くは成長に従い放流場所よりも南の海域に移動して再捕された。 3)9年後に青ヶ島沖で1尾再捕されたが、10年以上経過して伊豆半島東岸沖で3尾再捕されており、この海域で長期間生息することが明らかになった。 4)再捕魚の年齢と尾叉長から、最尤法によりベルタランフィの成長式を推定し、誤差の分散により以下の3式が得られた。 (1)1t=44.4[1-exp{-0.140(t+3.10)}]  (2)1t=40.3[1-ekp{-0.228(t+1.63)}] (3)1t=41,6[1-exp{-0,181(t+2.29)}] AICの比較から、(2)が妥当な成長式として選択された。 5)今回の成長式を過去の研究と比較した結果、平均尾叉長が小さく推定されており、標識の装着が成長に影響を与えることが示唆された。
索引語キンメダイ目;移動;生長;標識放流
引用文献数18
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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