ブリ用ドライペレットにおける魚粉代替タンパク質としての魚類残滓ミールの利用性

ブリ用ドライペレットにおける魚粉代替タンパク質としての魚類残滓ミールの利用性

レコードナンバー652012論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005761NACSIS書誌IDAN10065484
著者名青木 秀夫
田中 真二
清水 康弘
ほか3名
書誌名三重県水産技術センター研究報告 = Bulletin of the Fisheries Research Institute of Mie/ 三重県水産技術センター [編集]
発行元三重県水産技術センター
巻号,ページ8号, p.7-13(2000-02)ISSN09130012
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抄録ブリ用飼料(EP)における魚粉の代替タンパク質源として、魚類の加工・調理残滓を原料に製造した魚類残津ミール(SFM)の利用性を調べた。魚粉含量を35%とし、SFMを単独あるいは大豆油粕との併用で約35%配合(魚粉代替率約50%)したEPを用いて平均体重約130gのブリを75日間飼育(給餌日数50日間)した結果、供試魚の成長および増肉係数は魚粉飼料を用いた場合と同等で、血漿化学成分から評価した生理状態も良好であった。次にSFMを単独あるいは他の原料との併用で約70%配合し、魚粉を無配合としたEPを用いて平均体重約200gのブリを59日間飼育(給餌日数39日間)した結果、供試魚の増重量は魚粉飼料区の80~86%で増肉係数もやや劣った。またSFM併用区の供試魚の生理状態は魚粉飼料区に比べてやや劣ると推察された。SFM配合区の飼育成績が劣ったのは、飼料のタンパク質およびエネルギーのレベルが魚粉飼料に比べて低かったこと、あるいはリジンなどの一部の必須アミノ酸の不足によりタンパク質の栄養価が劣ったことによると考えられた。以上の結果から、ブリ用EPでは魚粉含量の半分程度をSFMで置き換えられることが明らかとなった。またSFMを用いて魚粉含量の全てを置き換えるには飼料の配合組成を検討して栄養価の改善を図る必要があると考えられた。
索引語ブリ;ペレット;配合飼料;魚類;廃棄物処理;利用;魚粉;代替;タンパク質
引用文献数10
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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