高品質安定多収栽培を目指した1年枝利用によるニホングリ‘石鑓’の低樹高栽培

高品質安定多収栽培を目指した1年枝利用によるニホングリ‘石鑓’の低樹高栽培

レコードナンバー652143論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011674NACSIS書誌IDAN10419066
著者名梅谷 隆
片桐 澄雄
書誌名茨城県農業総合センター園芸研究所研究報告 = Bulletin of the Horticultural Institute, Ibaraki Agricultural Center
発行元茨城県農業総合センター園芸研究所
巻号,ページ10号, p.1-7(2002-03)ISSN09194975
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抄録ニホングリ'石鎚'を対象に、強勢な1年枝を結果母枝として使用した「低樹高栽培樹」について、疎植大木仕立で栽培された「慣行樹」との果実収量、品質および樹態の相違を調査・検討した。 1.低樹高栽培樹は、慣行栽培樹と比較して樹高及び樹冠面積が小さく、1m2当たりの収量及び1果実重が顕著に上回った。 2.低樹高栽培樹は、慣行栽培樹と比較して1m2当たりの葉数及び80cm以上の1年枝の発生が顕著に多く、80cm以上の優良な結果母枝をせん定時に樹冠内に十分配置できた。 3.低樹高栽培樹で主に使用される結果母枝のチッソ(N)含量は、慣行栽培樹の含量と比較して高い値を示した。 4.結果母枝の強弱に関わらず、日照条件の良好な場所に着生している葉色は濃かった。低樹高栽培樹は相対日射量50%以上の日射量を、樹冠内部まで受けることができるため、葉色の濃い生産性の高い葉が多く着生していると推定された。 5.以上より、低樹高栽培樹は慣行栽培樹と比較して、樹勢が強く、果実の収量及び品質が良く、収益性の非常に高い栽培方法だと考えられた。
索引語クリ;品種;多収;栽培;茨城県;枝
引用文献数16
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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