酪農経営生産性向上に関する試験

酪農経営生産性向上に関する試験

レコードナンバー652284論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20002644NACSIS書誌IDAA11573718
論文副題TMR一群管理におけるフィードステーション利用による高泌乳牛への飼料追加給与が搾乳牛群の生産性に及ぼす影響
著者名白波せ 歩
石井 貴茂
楠原 徹
ほか1名
書誌名茨城県畜産センター研究報告 = Bulletin of the Ibaraki Prefectural Livestock Research Center
別誌名茨城畜セ研報
Bull. Ibaraki Pre. Liv Exp. Stn
発行元茨城県畜産センター
巻号,ページ33号, p.1-11(2002-08)ISSN13466488
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抄録フィードステーションによる高泌乳牛への配合飼料追加給与が、TMR一群管理の搾乳牛群の生産性に及ぼす影響について検討した。 飼料については、対照区は飼養標準TDN105%水準をTMRで給与した。ただし、乾草は別給与とした。試験区では飼料給与量を高泌乳牛を除いた牛群の能力値に設定し、対照区と同様に給与した。また、高泌乳牛4頭に対しては個体の能力に合わせて(飼養標準TDN105%水準)、フィードステーションによる配合飼料の追加給与を行った。 I.試験区、対照区を比較すると、両区間にはすべての測定項目で有意差は認められなかった。II.高泌乳牛群では、試験区が試験終了時の基礎体重比及びBCSで有意に高く、DM、TDN、ME及びCPいずれの摂取量も有意に高かった。また、摂取飼料乾物中のNDF濃度は試験区が有意に低かった。III.乳量及び乳成分では両区間に有意差はなかったが、試験区の乳量が高く、乳脂肪率が低い傾向がみられた。IV.牛乳生産効率及び乳飼比において両区間に有意差はなかった。しかし、乳飼比については、試験後半に上昇がみられた対照区に比べて、試験区では試験期間をとおして低い水準が維持され、経営的にみて効果がみられた。V.TMR一群管理においてフィードステーションを利用し高泌乳牛へ配合飼料を追加給与することによって、高泌乳牛を適切な栄養状態に維持し産乳能力を引き出し、搾乳牛群の生産性向上を実現できる可能性が示された。
索引語酪農;経営;生産性;混合飼料;配合飼料;乳量;乳成分;フリーストール
引用文献数5
登録日2011年12月19日
収録データベースJASI, AGROLib

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