マツ以外の樹種を餌としたマツノマダラカミキリ成虫の生存期間と卵巣発育

マツ以外の樹種を餌としたマツノマダラカミキリ成虫の生存期間と卵巣発育

レコードナンバー652365論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015842NACSIS書誌IDAN00198561
著者名中村 克典
大河内 勇
書誌名日本林學會誌 = Journal of the Japanese Forestry Society
別誌名日本林学会誌
発行元日本林學會
巻号,ページ84巻・ 1号, p.21-25(2002-02)ISSN0021485X
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抄録中村克典・大河内勇:マツ以外の樹種を餌としたマツノマダラカミキリ成虫の生存期間と卵巣発育 日林誌 84:21~25、2002 マツ材線虫病の媒介昆虫マツノマダラカミキリ成虫の侵入の障壁となる防護帯の設置はマツ林の保全対策として有望である。防護帯として有効な植生帯の条件を明らかにするため、1996年と1997年に、マツ以外の樹種の枝を餌として実験条件下で飼育されたマツノマダラカミキリ成虫の生存期間と卵巣発育を調べた。クヌギ枝を与えられたマツノマダラカミキリ成虫の生存期間は1996年には10.4日、1997年には7.6日であったが、ヒノキ枝を与えられた成虫は1996年には25.6日、1997年には51.3日と長期の生存が可能であった。1997年の実験でヒノキ枝を与えられた雌成虫10頭のうち2頭で卵巣の成熟が確認された。これらのことから、ヒノキ林は飛来したマツノマダラカミキリ成虫のさらなる移動や性成熟を阻止しえず、防護帯としての要件を満たさない可能性があると考えられた。
索引語カミキリムシ科;害虫;食餌;成虫;生存;卵巣;ヒノキ;マツノザイセンチュウ
引用文献数23
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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