ヒノキ林における2種の根株心腐れ病菌のクローン分布

ヒノキ林における2種の根株心腐れ病菌のクローン分布

レコードナンバー652376論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015842NACSIS書誌IDAN00198561
著者名久林 高市
服部 力
書誌名日本林學會誌 = Journal of the Japanese Forestry Society
別誌名日本林学会誌
発行元日本林學會
巻号,ページ84巻・ 2号, p.104-110(2002-05)ISSN0021485X
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抄録久林高市・服部力:ヒノキ林における2種の根株心腐れ病菌のクローン分布 日林誌 84:104~110、2002 長崎県下の25年生ヒノキ林に3調査区を設定し、ヒノキの根株心腐れを起こすコガネコウヤクタケおよびキゾメタケのクローン分布を調査した。ヒノキ根株心腐れ被害部から分離したコガネコウヤクタケ29菌株とキゾメタケ11菌株にっいて、PDA平板培地およびノコクズ・米ヌカ培地上での体細胞不和合性を調査し、RAPD法により各菌株のDNAバンドパターンを調べた。3種類の方法で同一の結果が得られ、PDA平板培地よりノコクズ・米ヌカ培地での反応が明瞭で判別が容易であった。コガネコウヤクタケではすべての菌株が異なるクローンに属しており、3調査区内で29クローンが碓認された。コガネコウヤクタケでは栄養繁殖的伝播がおこる可能性は低いことが示唆された。キゾメタケでは3菌株が同一クローンに属しており、9クローンが確認された。キゾメタケの伝播は、主に担子胞子によっておこっているが、栄養繁殖的伝播もおきており、11.1m離れた木でも同一クローンの根株心腐れ病菌に侵されていることが確認された。
索引語ヒノキ;腐朽;人工林;根株;クローン;菌類
引用文献数17
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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