ブドウ‘博多ホワイト’の渋味と可溶性タンニンとの関係

ブドウ‘博多ホワイト’の渋味と可溶性タンニンとの関係

レコードナンバー660040論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005895NACSIS書誌IDAN10485504
著者名白石 美樹夫
粟村 光男
平川 信之
ほか1名
書誌名福岡県農業総合試験場研究報告
別誌名福岡農総試研報
Bull. Fukuoka Agric. Res. Cent
発行元福岡県農業総合試験場
巻号,ページ21号, p.40-44(2002-03)ISSN13414593
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抄録欧州種系品種であるブドウ‘博多ホワイト’を用いて生食用果実の渋味発生に関与している可溶性タンニン(以下STと略す)について、官能による渋味の判定程度との関係、整枝法の影響、果実内分布様相について調査した。ブドウ果肉中のST含量は、搾汁した果汁中のST含量をFolin-Denis法で測定することによって推定できた。果汁ST含量に影響を及ぼす要因では樹間が有意であったのに対し、樹内(果房間)および樹間と樹内間の交互作用は有意でなかった。また、マンソン、短梢および長梢の各整枝法を比較した場合、短梢整枝法において果汁中のST含量が高い傾向が認められた。果汁ST含量と渋味官能値との間に強い相関は認められなかったが、果汁ST含量が54mg/100mL(剥皮して搾汁した場合)あるいは60mg/100mL(剥皮せずに搾汁した場合)を越えると高頻度に渋味が感知された。果実縦断面のタンニンプリントでは、果心および果皮部位で濃青黒の発色が認められたのに対し、果肉部位での発色は僅かであったことから果実内部におけるSTの分布には局在性が認められた。
索引語果汁;果実;ブドウ;タンニン;搾汁;可溶性;分布;剥皮;種;品種
引用文献数19
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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