ジゴキシゲニンを利用したRAPD法(DIG-RAPD)によるスイートピー(Lathyrus odoratus L.)の類縁関係
ジゴキシゲニンを利用したRAPD法(DIG-RAPD)によるスイートピー(Lathyrus odoratus L.)の類縁関係
レコードナンバー | 660095 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00015006 | NACSIS書誌ID | AN00025257 |
著者名 | 花田 裕美 萱野 暁明 田中 宥司 ほか1名 | ||
書誌名 | 園藝學會雜誌 | ||
別誌名 | 園芸学会雑誌 Journal of the Japanese Society for Horticultural Science | ||
発行元 | 園藝學會 | ||
巻号,ページ | 71巻・ 5号, p.719-721(2002-09) | ISSN | 00137626 |
全文表示 | PDFファイル (380KB) | ||
抄録 | 15品種のスイートピー(Lathyrus odoratus L.)を用いて、PCR産物をジゴキシゲニン(DIG)で標識するRAPD法(DIG-RAPD法)やPCR産物をアクリルアミドゲルで分離した後にエチジウムブロマイド(EtBr)で染色する方法(AE-RAPD法)の感度の比較を行った。その結果、DIG-RAPD法は、アガロースゲル電気泳動を用いる従来のRAPD法の約2倍の検出感度であり、AE-RAPD法の約1.7倍の検出感度を有することが明らかとなった。一方、多型を示すPCR産物の検出効率は、いずれのRAPD法を用いても、約20%弱と同程度であった。従って、DIG-RAPD法を用いることにより、小数のプライマーで多数のPCR産物を分析することが可能となり、従来の方法に比べ、多様性の少ない作物においても効率良くRAPDマーカーを得ることができることが明らかとなった。 | ||
索引語 | PCR;産物;RAPD;検出;ゲル;RAPD;類縁;品種;標識;アミド | ||
引用文献数 | 4 | 登録日 | 2011年12月19日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |