ドライ方式の血液凝固分析装置による犬の血液凝固異常の検出
ドライ方式の血液凝固分析装置による犬の血液凝固異常の検出
レコードナンバー | 660251 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00014801 | NACSIS書誌ID | AN00191857 |
著者名 | 鬼頭 克也 北川 均 佐々木 榮英 | ||
書誌名 | 日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association | ||
発行元 | 日本獸医師会 | ||
巻号,ページ | 55巻・ 8号, p.509-512(2002-08) | ISSN | 04466454 |
全文表示 | PDFファイル (415KB) | ||
抄録 | ドライ式血液凝固分析装置(DRY法)の凝固異常の検出能を評価するため、ウエット式血液凝固時間測定法(WET法)で異常値を示した犬の血漿を用いて、プロトロンビン時間(PT)、活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)、血漿フィブリノゲン濃度(pfg)を測定した。検体にはクエン酸血漿を用い、PTおよびAPTT用の検体にはWET法でPTまたはAPTTが延長したそれぞれ30検体を、pfgの測定にはWET法で低または高濃度であった15検体を用いた。PT、APTT、pfgの両方法間の相関係数はそれぞれ0.675、0.551、0.945で有意な(p<0.0001)相関が認められた。DRY法によるPTはWET法で異常値を示した全検体を、APTTは1検体を除く29検体を異常値として検出できたが、pfgではWET法で低濃度であった10検体の異常を検出できなかった。同時再現性試験ではPT、APTT、pfgの変動係数は2.0から5.2%であり、測定精度は高かった。 | ||
索引語 | 異常;検出;時間;血漿;分析;装置;濃度;測定;方式;凝固 | ||
引用文献数 | 17 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |