九州北部の造林木被害発生地におけるニホンジカの食性

九州北部の造林木被害発生地におけるニホンジカの食性

レコードナンバー660294論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015842NACSIS書誌IDAN00198561
著者名池田 浩一
書誌名日本林學會誌 = Journal of the Japanese Forestry Society
別誌名日本林学会誌
発行元日本林學會
巻号,ページ84巻・ 3号, p.175-179(2002-08)ISSN0021485X
全文表示PDFファイル (667KB) 
抄録九州北部の経読岳山麓のヒノキ被害発生地におけるニホンジカの食性を明らかにするために、1996年1月から12月にかけて糞分析を行った。双子葉類の月平均含有率は1年を通して20%以上となり、5月と11~2月に高かった。単子葉類は3~17%含まれたが、4月に26.8%と高くなった。ヒノキは6月に20.8%と高くなり、その他の月は2.1~6.9%であった。ヒノキは1年を通して出現し、シカによる通年の採食を示していた。ヒノキの含有率は糞塊ごとに大きく異なり、平均含有率が低い時期にもヒノキを多量に含む糞塊があったことから、ヒノキの採食量には個体差があることが示唆された。被害発生の季節変化とシカの食性との対応を検討するためには、被害発生地において年間を通じたサンプリングが可能な糞分析が有効である。
索引語ヒノキ;被害;生地;食性;分析;シカ;採食;林木;葉;子葉
引用文献数37
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat