ミヤベイワナ(Salvelinus malma miyabei)とオショロコマ(Salvelinus malma malma)の遺伝的分化

ミヤベイワナ(Salvelinus malma miyabei)とオショロコマ(Salvelinus malma malma)の遺伝的分化

レコードナンバー660466論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005635NACSIS書誌IDAN00164184
著者名石井 康太
和田 健太
高張 創太
ほか1名
書誌名東京農業大学農学集報
別誌名Journal of agriculture science, Tokyo University of Agriculture
Journal of agricultural science, Tokyo Nogyo Daigaku
東京農大農学集報
東農大農学集報
農学集報
東京農業大学農學集報
発行元東京農業大学
巻号,ページ47巻・ 1号, p.39-44(2002-06)ISSN03759202
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抄録北海道の然別湖に生息するミヤベイワナはオショロコマの亜種とみなされている。そのミヤベイワナとオショロコマの分化レベルを明確にするために、ミヤベイワナ、然別湖に近い十勝川水系のオショロコマ集団およびその他の河川のオショロコマ集団の3集団に分けて、タンパク質多型およびアイソザイム変異を用いて遺伝的差異および遺伝的分化を検索した。検索した11種類の遺伝子座のうち、然別湖集団(ミヤベイワナ)にHb-II遺伝子座およびMDH遺伝子座位においてそれぞれSバンドおよびa’バンドが検出された。これらはオショロコマには検出されない新たなる変異であった。したがって、ミヤベイワナとオショロコマとの間を明確に区別できる遺伝子座位が新たに2座位明らかとなった。また、11種類の遺伝子座位の対立遺伝子頻度から集団間の遺伝距離を求め系統樹を作成した結果、十勝川水系の河川の集団(オショロコマ)とその他の地域の河川の集団(オショロコマ)がD=0.017ではじめに結びつき、次にこれらの2集団と然別湖集団がD=0.161で結びついた。したがって、ミヤベイワナはオショロコマと亜種として明確に位置づけられた。
索引語集団;遺伝子座;分化;河川;変異;北海道;タンパク質;多型;アイソザイム;遺伝子
引用文献数10
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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