生物環境に配慮した構造物の開発

生物環境に配慮した構造物の開発

レコードナンバー660747論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011795NACSIS書誌IDAN10278554
論文副題北海道における取り組み
著者名谷野 賢二
書誌名水産工学
別誌名Fisheries engineering
発行元日本水産工学会
巻号,ページ34巻・ 1号, p.57-66(1997-08)ISSN09167617
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抄録水産庁の自然調和型漁港づくり推進事業、運輸省のエコポート(環境共生港湾)モデル事業の創設に見られるように、これからの漁港・港湾の建設に当たっては、周辺の自然環境に配慮し、環境と調和する構造物が求められている。自然環境への配慮の主要な柱の一つは、防波堤、護岸上およびその周辺で水産動植物の生息、繁殖が可能なことである。北海道開発局では、構造物のもつ生息場としての機能(生物相保全・増殖機能)をより向上させ、自然と調和した港づくりに向けた取り組みが進められている。本文では、防波堤の生息場としての機能のうち、藻場および産卵場機能を向上させるための技術開発について報告する。北海道各地で防波堤周辺の生態系調査が行われている。図-1は次章で紹介する浦河港護岸複断面消波工の動植物の種類数の変遷を示したものである。比較のために近隣の天然岩礁に出現した底生生物の種類数もあわせて示している。異形コンクリートブロックは平成5年10月に、大割石は11月にそれぞれ施工された。施工後、付着動植物の種類数は季節的な変動を伴いながら、天然岩礁のそれに近づいている。構造物が多様な生物の生息場として寄与している様子が分かる。
索引語構造物;機能;生物;環境;北海道;開発;自然;事業;港湾;共生
引用文献数17
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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