鳴門地先におけるアマモ場と底質および波浪との関係
鳴門地先におけるアマモ場と底質および波浪との関係
レコードナンバー | 660764 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00011795 | NACSIS書誌ID | AN10278554 |
著者名 | 團 昭紀 森口 朗彦 三橋 公夫 寺脇 利信 | ||
書誌名 | 水産工学 | ||
別誌名 | Fisheries engineering | ||
発行元 | 日本水産工学会 | ||
巻号,ページ | 34巻・ 3号, p.299-304(1998-03) | ISSN | 09167617 |
全文表示 | PDFファイル (338KB) | ||
抄録 | 海草アマモは、北半球に広く分布し、その群落を中心とした生物群集が、アマモ場として知られている。従来、アマモ場など、海草藻場の造成技術は、適地を選定し、播種や草体の移植を中心に開発が進められてきた。しかし、近年、藻場造成に関する技術は、目的によって(1)コンブ類など市場価値の高い大型藻類を増殖する技術、(2)藻体を餌料とする市場価値の高い貝・ウニ類の増殖を期待して、アラメ・カジメ類などに、ある程度の管理を施す技術、(3)アマモやホンダワラ類などを生育させ、長時間かけても沿岸域の環境保全を実現し、魚類など水産資源を増殖させるため、施工後の管理をなるべくしない技術に大別される。徳島県鳴門市の播磨灘沿岸海域は、瀬戸内海での急激な藻場の衰退が報じられる以前から、藻場が少なかった。そこで、筆者らは、鳴門市北灘町櫛木地先において、アマモ場造成とホンダワラ類、更にはカジメ類などを含む複合的な藻場を形成させ、魚類や貝・ウニ類の水産資源の増殖を促すための事前調査研究を行った。 | ||
索引語 | アマモ;藻場;技術;増殖;造成;市場;ウニ類;管理;沿岸;魚類 | ||
引用文献数 | 12 | 登録日 | 2011年07月07日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |