耳吊り式ホタテガイ養殖の穿孔作業時に発生する外套膜の損傷

耳吊り式ホタテガイ養殖の穿孔作業時に発生する外套膜の損傷

レコードナンバー660808論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011795NACSIS書誌IDAN10278554
著者名濱田 武士
山下 成治
渡部 智彦
夏目 俊二
書誌名水産工学
別誌名Fisheries engineering
発行元日本水産工学会
巻号,ページ36巻・ 2号, p.147-152(1999-11)ISSN09167617
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抄録耳吊り式ホタテガイ養殖では、春期にホタテガイを耳吊り状態に仕立て上げるため、中間育成した稚貝に穿孔処理を行う必要がある。この作業では直径1.4~1.8mmのドリルを用いて殻高60~80mmの稚貝の耳状突起部を穿孔するが、貝軟体部が極度に損傷した場合、育成に悪影響を及ぼすものと考えられている。実際に、外部からの物理的作用によって外套膜を損傷した貝は局所的に、「貝殻が異常発症(変形、欠損、腐食、内面着色など)する」ことが組織学的な観察から明らかになっている。また、「外套膜の損傷部の炎症が貝柱などに達した場合にはやがてへい死に至る」とも予見されている。そのため、成長不良率やへい死率を高めない穿孔位置を特定することが求められてきた。しかしながら、穿孔作業時に発生する損傷が養成貝の育成に与える影響はおろか外套膜に受けた外傷状況についてさえも明らかにされていない。そこで本研究では、まず、穿孔作業直前における貝耳状部内の外套膜形状の分類と出現頻度調査を行い、次いで、損傷試験によって穿孔位置の違いにより貝が受ける損傷状況に差異が生じることを明らかにした。
索引語損傷;耳;膜;作業;ホタテガイ;育成;養殖;死;処理;直径
引用文献数9
登録日2011年07月07日
収録データベースJASI, AGROLib

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