筑後川下流低平農地域の洪水緩和機能の評価

筑後川下流低平農地域の洪水緩和機能の評価

レコードナンバー660879論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20002773NACSIS書誌IDAA11577672
著者名平松 和昭
四ヶ所 四男美
書誌名九州大学大学院農学研究院学芸雑誌
別誌名Science bulletin of the Faculty of Agriculture, Kyushu University
発行元九州大学大学院農学研究院
巻号,ページ56巻・ 1号, p.1-8(2001-10)ISSN13470159
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抄録クリーク低平農地域の洪水緩和機能を総合的に表現するマクロな指標の策定を目的として、佐賀県神埼郡千代田町に選定したクリーク水田流域を対象に数値実験を行い、前報(平松ら、1999)の仮想流域での計算結果との比較を交えながら、その洪水流出特性を検討した。流域地目指標Iαやクリーク面積率指標Iβ、最適管理指標Iγの値は、流域条件や降雨条件の違いによって当然変化してくると考えられるが、本論文で示した洪水緩和指標MIを用いることで、クリーク低平農地域の洪水緩和機能をマクロに評価することができるとの確信を得た。得られた結果を要約すると以下のようである。すなわち、(1)農地の洪水緩和機能は水田の場合に特に効果的であり、また、畑地も水田にほぼ匹敵する洪水緩和機能を有する、(2)クリークのもつ洪水緩和機能はその面積比率で評価できる、(3)適切な排水施設管理によって洪水緩和機能はさらに高まる、(4)クリーク低平農地の洪水緩和機能は(1)式でおおむね評価できる。以上のように、仮想流域で得られた知見を実流域においても検証することができた。
索引語洪水;機能;流域;指標;評価;地域;水田;面積;管理;条件
引用文献数6
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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