アフリカ産ナマズClarias gariepinus仔稚魚の耳石の発達と耳石日周輪

アフリカ産ナマズClarias gariepinus仔稚魚の耳石の発達と耳石日周輪

レコードナンバー661228論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
著者名森岡 伸介
松本 誠司
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ50巻・ 3号, p.279-284(2002-09)ISSN03714217
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抄録マラウイ産ナマズClarias gariepinus仔稚魚の扁平石、星状石、礫石の成長に伴う形態変化と耳石微細構造の形成周期を調査した。本種の扁平石は明瞭な核を有し、孵化直後は円形で、成長に伴い体軸方向に突起(rostrum)が伸張した。扁平石の核周辺では輪紋は明瞭に観察されるが、両端の突起内部では観察が困難であった。また、この突起部は魚体からの採取や研磨の際に割れ易いことから、扁平石は日齢査定に適さないと判断された。星状石は孵化後4~5日目の間に形成され、また不明瞭な核を有することから、日齢形質としては不適と判断された。一方、礫石は明瞭な核を持ち、その周辺に孵化輪が形成され、孵化輪の内側には微小な輪紋が観察された。孵化輪の外側に形成された輪紋数と孵化後日数関係は傾きが1であり、1日1本の割合で輪紋が形成されたことが明らかになった。この結果から、礫石の輪紋は日周輪であり、3種の耳石のうち最も日齢査定に適しているものと結論された。礫石には多くのsubdaily incrementsが認められたが、それらの間隔は日輪よりも狭く、顕微鏡の焦点をややずらすことにより、日輪との識別が可能であった。
索引語孵化;形成;耳石;礫;核;観察;日齢;日周;種;形態
引用文献数19
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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