スプレーギクのベンチ栽培における窒素施肥基準曲線に基づいた施肥量が切り花品質と養分吸収に及ぼす影響

スプレーギクのベンチ栽培における窒素施肥基準曲線に基づいた施肥量が切り花品質と養分吸収に及ぼす影響

レコードナンバー661369論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004168NACSIS書誌IDAA11608561
著者名島 浩二
後藤 丹十郎
景山 詳弘
書誌名園芸学研究
別誌名Horticultural research (Japan)
発行元園芸学会
巻号,ページ1巻・ 4号, p.249-254(2002-12)ISSN13472658
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抄録スプレーギクの水耕において開発した窒素施肥基準曲線が、ベンチ栽培にも応用できるかどうかを検討した。調整重55gの切り花を生産するために作成した窒素施肥基準曲線の0.75、1.0、1.25および1.5倍の施肥量(シュート当たりの窒素施肥量は、それぞれ356mg、474mg、593mgおよび711mg)になるようにした4区を設けた。なお、本実験では和歌山県の出荷規格に準じて調整重(切り花を80cmに調整し、下位葉を基部から20cm取り除いた後の切り花重)40g以上の切り花を生産することを目標とした。すべての窒素施肥基準曲線区において調整重40g以上の切り花を約80%の割合で生産でき、商品価値の高い切り花が多く得られた。ただし、生育初期にはすべての施肥曲線区で肥料不足の兆候が観察された。また、0.75倍区では栽培終了時に土壌中に残る窒素はほとんどなかったが、1.0倍以上の施肥区では栽培後期には培地内に窒素の蓄積が認められ、施肥量が増えるにつれてその量は多くなった。以上の結果から、水耕で作成した窒素施肥基準曲線をベンチ栽培に用いても商品価値の高い切り花を得られるものと考えられた。0.75倍量の窒素(シュート当たり356mg)を施すことで土壌中への窒素の残存もほとんどなく、調整重40gの高品質な切り花を生産できた。ただし、生育初期に肥料不足を起こしているのではないかと考えられたので、今後、曲線の修正を行う必要がある。
索引語窒素;切り花;施肥;栽培;基準;調整;施肥量;水耕;生育;肥料
引用文献数18
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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