温帯針葉樹林の土壌中の窒素動態

温帯針葉樹林の土壌中の窒素動態

レコードナンバー661603論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00019031NACSIS書誌IDAA11307929
論文副題上賀茂試験地ヒノキ林における事例
著者名徳地 直子
藤巻 玲路
寺井 雅一
城下 幸彦
黒木 宏二
書誌名森林研究 = Forest research, Kyoto
別誌名For. res., Kyoto
森林研究
発行元京都大学大学院農学研究科附属演習林
巻号,ページ74号, p.47-52(2002-12)ISSN13444174
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抄録ヒノキ林における土壌中の窒素動態を定量的に解明する目的で、京都大学大学院農学部附属演習林上賀茂試験地において、土壌中の無機態窒素現存量、実験室培養による純窒素無機化速度、イオン交換樹脂を用いた土壌中での無機態窒素移動量、現地での窒素無機化速度を測定した。土壌の無機態窒素現存量は年間を通じて20~24kg N ha-1(50)cm-1で推移し、71%以上をアンモニア態窒素が占めた。実験室における培養では、窒素無機化速度は39~74kg N ha-1(28)days-1、現地培養による窒素無機化速度は0~13.5kg N ha-1(28)days-1で、どちらも春~夏にかけてやや窒素無機化速度は高まった。土壌深度50cmからの無機態窒素流亡量は0.2~2.1kg N ha-1(28)days-1であった。これらの結果から、上賀茂ヒノキ林では可給態無機態窒素は年間を通じて供給されていること、可給態無機態窒素は約75kg N ha-1(50)cm-1year-1生成されることがわかった。また、N budget法により地下部には地上部とほぼ同程度の約33kg N ha-1(50)cm-1year-1が投下され、細根の生産量は1.49~2.67 ton ha-1(50)cm-1year-1と推定された。
索引語窒素;土壌;無機化;速度;ヒノキ;培養;動態;現地;針葉樹;移動
引用文献数17
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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