SFM(Sustainable Forest Management)を志向した人工林収穫計画のシミュレーション解析

SFM(Sustainable Forest Management)を志向した人工林収穫計画のシミュレーション解析

レコードナンバー661613論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00019031NACSIS書誌IDAA11307929
著者名吉幸 朗
芝 正己
石川 知明
書誌名森林研究 = Forest research, Kyoto
別誌名For. res., Kyoto
森林研究
発行元京都大学大学院農学研究科附属演習林
巻号,ページ74号, p.139-148(2002-12)ISSN13444174
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抄録森林生態系や水土保全機能の維持管理をも視野に入れた包括的な人工林管理計画策定法の可能性について、GISを援用した収穫計画・配分モデルを開発して検討した。滋賀県の造林公社事業地内スギ造林地を対象に、80年輪伐期施業を想定したシミュレーションの結果、許容単位伐区面積、最小許容伐期齢、隣接伐区間の緑被期間等の諸伐採規制条件に相応した伐採個所が適確に抽出されること、分期ごとに目標とする伐採面積が確保されつつ伐採面積分布の適正化が図られること、最終分期において法正的な林分構造に漸近すること等が確認された。一方、生態学的な条件を考慮した伐採規制のパラメータを組み込むことで、伐採面の分散と小面積化が図られ、現状の比較的単純な大面積パッチ優占の構造から代償さまざまな大きさのパッチ群からなる多様な森林空間構造が形成されることも認められた。本システムは、人工林の利用と保全のトレードオフをバランスする適応型の森林管理策定法の一形態であると位置付けられる。
索引語伐採;面積;人工林;計画;森林;管理;構造;収穫;シミュレーション;保全
引用文献数12
登録日2011年12月19日
収録データベースJASI, AGROLib

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