人工採苗クロダイにおける鼻孔隔皮と嗅板の形成過程

人工採苗クロダイにおける鼻孔隔皮と嗅板の形成過程

レコードナンバー662110論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
著者名松岡 正信
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ50巻・ 4号, p.401-406(2002-12)ISSN03714217
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抄録人工採苗マダイにおいて初めて鼻孔隔皮欠損症(前鼻孔と後鼻孔の間の隔皮が欠如し両鼻孔が連続する異常症例)の出現が報告されて以来、トラフグ、スズキ、イサキ、クロダイにおいても同欠損症が生じていることが明らかにされてきた。人工採苗マダイでは本欠損症はかなり高率で起こるため、種苗放流の際の自然標識としてよく用いられている。しかし、健全種苗を大量生産する上で本欠損症の出現要因の究明と防除は重要な課題である。このためには様々な飼育実験を行うと共に、鼻孔隔皮を含めた嗅覚器の形成過程に関する基礎的知見の蓄積が不可欠と考えられる。鼻孔隔皮の形成過程に関する報告は少なく、安楽らの人工採苗マダイにおける観察例と、松岡の天然マダイ仔稚魚における観察例があるにすぎない。また、嗅覚は魚類にとって重要な感覚であり、索・摂餌行動、繁殖行動、社会行動などに関与している。嗅板や嗅上皮の発達に関する研究は、サケ・マス類では比較的多く行われているが、海産魚類では少ない。
索引語苗;皮;形成;行動;出現;種苗;嗅覚;観察;魚類;異常
引用文献数13
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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