上場台地と背振山地における地下水の硝酸イオンについて

上場台地と背振山地における地下水の硝酸イオンについて

レコードナンバー662185論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015097NACSIS書誌IDAN0009670X
著者名郡山 益実
田中 明
書誌名佐賀大学農学部彙報
別誌名Bulletin of the Faculty of Agriculture, Saga University
発行元佐賀大学農学部
巻号,ページ87号, p.133-139(2002-12)ISSN05812801
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抄録本研究では、上場台地と背振山地における地下水のNO3(-)について観測データをもとに考察した。上場台地における地下水中のNO3(-)濃度は、背振山地と比較して高く、特に畑作地帯では50ppmを超える地点もあった。しかし、水田地帯や温泉水が混入する場所でのNO3(-)濃度は比較的低く、上場台地における地下水中のNO3(-)濃度は、営農形態や水文地質構造に大きく左右された。長期的な傾向を見ると、1994年以降、両地帯においてNO3(-)濃度は、特に大きな増加傾向も、減少傾向も見られなかった。また、NO3(-)の季節的変化を見た場合、上場台地における観測点の変動パターンにはばらつきが見られた。一方、背振山地においては、夏季にNO3(-)濃度が増加する傾向が見られ、これは森林土壌中に生息する微生物の活性と降水量が関係すると考えられた。上場台地における地下水の硝酸汚染は、NO3(-)とSO4(2-)、Ca(2+)及びMg(2+)との関係より、硫安以外の別の窒素成分によるものと考えられた。
索引語地下水;濃度;硝酸;観測;イオン;研究;データ;畑作;水田;水
引用文献数16
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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