カンジン地下ダムの連続壁体の工学的性状

カンジン地下ダムの連続壁体の工学的性状

レコードナンバー662248論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015170NACSIS書誌IDAN00250548
著者名宮城 調勝
小宮 康明
神谷 嘉明
書誌名琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the College of Agriculture, University of the Ryukyus
別誌名The science bulletin of the Faculty of Agriculture, University of the Ryukyus
発行元琉球大学農学部
巻号,ページ49号, p.151-157(2002-12)ISSN03704246
全文表示PDFファイル (426KB) 
抄録久米島で建設中のカンジン地下ダムの連壁から採取したボーリングコアについて、湿潤密度、乾燥密度、含水比、透水係数、圧縮強度などを測定し、連壁の工学的性状について調べた。透水係数と圧縮強度は施工管理基準をおおむね満足するものであった。しかしながら、連壁の性状は不均質であり、深さ方向に大きく変動していることが明らかになった。この主な原因は原位置土撹拌工法によるソイルセメントの施工中に生じる材料分離や地下水の混入であることが推察された。均質な連壁を施工するためには、いろいろな条件を満たす必要があるが、まず、材料分離を起こさない配合としなければならない。実験によれば、材料分離を起こさないためのW/Cの値は60程度である。しかし、このW/Cの値は施工機械にとってかなり厳しい条件であり、仮にこの条件で施工が可能としても、削孔中の地下水の出入りを制御することは困難である。したがって、現行の原位置土撹拌工法よって均質な連壁を施工するのは不可能である。また、ここでは論じていないが、この工法には幾つかの問題点もあげられる。これについては別の機会に報告したい。
索引語性状;材料;分離;条件;ダム;密度;透水係数;圧縮;強度;土
引用文献数4
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat