セル培地に必要な散水量と植物体の大きさの関係

セル培地に必要な散水量と植物体の大きさの関係

レコードナンバー670006論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015342NACSIS書誌IDAN00033029
著者名後藤 丹十郎
吉田 裕一
書誌名岡山大學農學部學術報告 = Scientific report of the Faculty of Agriculture, Okayama University
別誌名Scientific reports of the Faculty of Agriculture, Okayama University
岡山大学農学部学術報告
発行元岡山大學農學部
巻号,ページ92号, p.27-30(2003-02)ISSN04740254
全文表示PDFファイル (437KB) 
抄録セル育苗における灌水方法として用いられている頭上散水法の問題点を明らかにするため、実際の苗生産施設において、ブーム式の頭上散水装置による育苗ベンチ内の散水むらを調べた。また、苗齢(23、42日齢区)の異なるストックセル苗に散水ノズルによって散水(1/2セルトレイあたり0、150、300、450g)した場合のセルごとの水分吸収量の変動を調べた。ブーム式の頭上散水装置による散水量は、ノズルからの散水の重なり程度によって大きく異なり、散水量の最大値は最小値の約2倍であった。ブームの中央部においても散水量にばらつきがみられ、最大30%程度異なった。均一な散水を行った場合であっても、セルで植物が生育している場合には、散水量が少ないほどセルあたりの灌水量の変動が大きくなった。また、植物体(葉面積)が大きいほど、変動が大きくなった。以上のことから、頭上散水法で全てのセルに必要量散水するには、蒸発散量の2倍以上の散水が必要と推定され、セル育苗の灌水自動化にあたっては、灌水の均一化、養水分の利用効率の面から、頭上散水法より底面給水法を採用することが望ましいと考えられた。
索引語育苗;変動;植物体;苗;装置;ノズル;培地;大きさ;生産;施設
引用文献数15
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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