ウメの平棚栽培法

ウメの平棚栽培法

レコードナンバー670127論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005535NACSIS書誌IDAA11207618
著者名松波 達也
書誌名群馬県園芸試験場研究報告
別誌名研究報告
発行元群馬県園芸試験場
巻号,ページ8号, p.19-31(2003-03)ISSN1342453X
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抄録ウメの平棚栽培法の特徴は、次の通りである。1.主枝の分岐は、棚下1~1.2mの位置でとり、2本主枝とし、亜主枝を1~2本とる。主枝と亜主枝および拡大を図りたい側枝は、先端を40度程度に立てて誘引し、切り返す。これ以外の枝は、すべて棚面に水平誘引する。2.従来の栽培法と比較して、収量が20%程度増加する。果実の階級別割合では、3L以上の大玉果の1.5~2倍となり、果実の肥大は良好になる。3.収穫作業効率は、時間当たりの採取量で2~3倍に向上し、収穫時の移動距離は1/2程度に減少する。4.冬季の整枝、剪定に要する時間は1.5~2倍と多くなる。また、葉ずれによる傷果の発生率は全体の2~3%であり、やや減少する。以上、ウメの平棚栽培法は従来の開心自然形整枝法に比べて剪定に時間がかかるものの、収穫作業の省力化が図られ、収量が増加し、果実が大きくなることが明らかとなった。本栽培法の導入により、脚立が不要となるため各作業が安全になり、生産者の高齢化にかなった今後の新しい低樹高栽培法であると考えられる。また、棚の架設費50~60万円/10aは、増収、大玉生産および雇用労力の節減により、3年程度で回収できる。
索引語枝;栽培;ウメ;果実;収穫;作業;時間;収量;剪定;とり
引用文献数14
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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