胚培養による3倍体ブドウ台木の育成およびそれらの生育特性

胚培養による3倍体ブドウ台木の育成およびそれらの生育特性

レコードナンバー670513論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015006NACSIS書誌IDAN00025257
著者名本杉 日野
鳴尾高 純
書誌名園藝學會雜誌
別誌名園芸学会雑誌
Journal of the Japanese Society for Horticultural Science
発行元園藝學會
巻号,ページ72巻・ 2号, p.107-115(2003-03)ISSN00137626
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抄録ブドウの雌性台木3品種(いずれも二倍体)‘Millardet et de Grasset 101-14’[以下‘101-14’(2x)、Vitis riparia Michx×V.rupestris Scheele]および‘Millardet de Grasset 41B’[以下‘41B’(2x)、V.berlandieri Planch.×V.vinifera L.]‘Kober 5BB’[以下‘5BB’(2x)、V.berlandieri×V.riparia]に雄性台木品種‘Teleki 5C’(V.berlandieri×V.riparia)の四倍体[以下‘5C’(4x)]を交配し、未熟種子から取り出した胚の培養を行った。これら3種類の交配組み合わせにおいて得られた胚のほとんどは球状胚あるいは異常または不定型な形状の胚であった。‘101-14’(2x)ב5C’(4x)、‘41B’(2x)ב5C’(4x)、および‘5BB’(2x)ב5C’(4x)の交配から得られたこのような胚から、それぞれ3、2、4個体の三倍体を得た。これらの三倍体のうち‘5BB’(2x)と‘5C’(4x)の交配による1系統(以下E-1(3x))において順化期間中での生育特性を‘5BB’(2x)および‘5BB’(4x)を対照として調査した。E-1(3x)における新梢および根の生長ならびに葉の形態は‘5BB’(2x)と‘5BB’(4x)の中間となった。E-1(3x)、‘5BB’(2x)および‘5BB’(4x)に試験管内接ぎ木した‘巨峰’(V.×labruscana Bailey)の順化期間中の生育を比較した。穂木の新梢生長および根の生長は‘5BB’(2x)台木で最も大きく、次いでE-1(3x)台木、‘5BB’(4x)台木で最も小さくなった。根の先端部切片とフィロキセラ(Daktulosphaira vitifoliae Fitch)との共存培養において、E-1(3x)および‘5BB’(4x)は優れたフィロキセラ抵抗性を示した。
索引語胚;台木;交配;培養;生育;根;生長;ブドウ;特性;性
引用文献数25
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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