多収性イネにおける太陽エネルギー利用効率と太陽エネルギー転換効率の比較

多収性イネにおける太陽エネルギー利用効率と太陽エネルギー転換効率の比較

レコードナンバー670827論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015066NACSIS書誌IDAN00200732
著者名山本 晴彦
岩谷 潔
高巣 由起
書誌名農業氣象
別誌名J. Agric. Meteorol
Journal of agricultural meteorology
農業気象
Journal of the agricultural meteorology
発行元養賢堂
巻号,ページ59巻・ 1号, p.1-11(2003-03)ISSN00218588
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抄録中国農業試験場で育成された穂重型品種・系統、中国地方で作付けされている主要品種、海外で育成された多収品種を対象に、太陽エネルギー利用効率(Eu)および太陽エネルギー転換効率(Ec)を比較検討した。太陽エネルギー利用効率は、1.37~1.61%の範囲で、とくに穂重型品種・系統の中国113号、中国116号、ホシユタカ、インド型品種の台農67号、密陽23号、日本型品種の日本晴、黄金晴で1.55%以上の高い効率を示した。玄米重における太陽エネルギー利用効率(Eu grain)は、0.48~0.75%の範囲で、中国118号、ホシユタカ、密陽23号、日本晴、黄金晴で0.7%以上の効率を示した。Ecはホシユタカ、日本晴、中国118号が、それぞれ3.21%、3.20%、3.00%と高い効率を示した。穂重型イネにおけるEcの高い効率は、生育期間が長いために積算日射量が多く、日射吸収量が多くなったことに起因していると考えられた。日射利用効率(RUE)は、ホシユタカ、日本晴、中国118号が、それぞれ1.98g/MJ、1.97g/MJ、1.85g/MJで、供試品種・系統で大きな差異は認められなかった。穂重型イネのEuやRUEを高めるには、葉身傾斜角が大きく、高いLAIにおいても優れた受光態勢をもつ草型が理想であり、高い収量生産能力は登熟期の追肥により葉のSPAD値が維持されることで、高い個体群吸収率が持続されることが必要である。
索引語効率;太陽;エネルギー;中国;品種;利用;穂;イネ;系統;日射
引用文献数29
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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