日本におけるオゾンによる農作物被害軽減のための農業対策技術
日本におけるオゾンによる農作物被害軽減のための農業対策技術
レコードナンバー | 670833 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00015066 | NACSIS書誌ID | AN00200732 |
著者名 | 野内 勇 | ||
書誌名 | 農業氣象 | ||
別誌名 | J. Agric. Meteorol Journal of agricultural meteorology 農業気象 Journal of the agricultural meteorology | ||
発行元 | 養賢堂 | ||
巻号,ページ | 59巻・ 1号, p.59-67(2003-03) | ISSN | 00218588 |
全文表示 | PDFファイル (870KB) | ||
抄録 | 日本では、光化学オキシダント汚染は1969年あるいは1970年以来、毎年発生しており、それに伴う植物被害も継続的に生じている。光化学オキシダント(主成分はオゾン)による農作物被害は、農家にとって直接的な経済的減収を引き起こす。特に葉被害を受けると葉菜類の市場価格は大きく低下し、極めて大きな経済的な減収となる。農作物の本質的な性質を利用することにより、大気汚染被害を軽減する農業技術として、(1)農作物が持つ遺伝的な抵抗性、(2)肥料管理、(3)特殊化学物質処理、(4)バイオテクノロジーによる防御遺伝子の活性化および(5)施設栽培の5つの方法が提案されている。しかしながら、今のところ、これらの方法は激甚な被害には対応できず、被害が軽いような汚染に対してのみ有効な一時的な対策である。 | ||
索引語 | 被害;日本;オゾン;対策;オキシダント;汚染;農業;技術;植物被害;農家 | ||
引用文献数 | 52 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |