ニンジンを中心とした作付体系と施肥処理がニンジンの収量,品質,土壌溶液硝酸態窒素濃度およびキタネグサレセンチュウ密度に及ぼす影響

ニンジンを中心とした作付体系と施肥処理がニンジンの収量,品質,土壌溶液硝酸態窒素濃度およびキタネグサレセンチュウ密度に及ぼす影響

レコードナンバー670898論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011311NACSIS書誌IDAA11651334
著者名浦上 敦子
浦嶋 泰文
佐藤 文生
森下 昌三
書誌名中央農業総合研究センター研究報告
別誌名独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター研究報告
独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センター研究報告
独立行政法人農業技術研究機構中央農業総合研究センター研究報告
Bull. NARO Agric. Res. Cent.
Bulletin of the NARO Agricultural Research Center
Bull. Natl. Agric. Res. Cent.
Bulletin of the National Agricultural Research Center
中央農研研報
発行元農業技術研究機構中央農業総合研究センター
巻号,ページ3号, p.51-58(2003-03)ISSN18816738
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抄録ニンジンを中心とした露地野菜の作付体系における,化学肥料の削減および輪作によるキタネグサレセンチュウの防除法の確立を目的として,1997年秋から2001年秋にかけてニンジン連作またはダイコン-ニンジンの輪作体系でニンジン,ダイコンを栽培し,2000年には一部でサトイモを栽培した。それぞれの作付体系において,標準量を化学肥料で与える区,標準量の半量を化学肥料で与える区,標準量を牛ふん堆肥で代替した区を設けた。この結果,ニンジン連作区の収量はダイコン-ニンジン輪作区のニンジン作の収量より低い傾向があった。ダイコン-ニンジン輪作区の化学肥料50%削減処理では1999年秋,2001年の春・秋のニンジン作においては標準量化学肥料区以上の収量が得られたが,化学肥料50%削減処理区の他の作期およびダイコン作,ニンジン連作区では化学肥料全肥区により少ない傾向があった。施肥窒素の1/4量を化学肥料で与えるようになった2000年以降は,牛ふん堆肥で施肥窒素の等量を代替した場合,ニンジンの収量はニンジン連作で化学区と同等かそれ以上となる傾向がみられた。牛ふん堆肥施用によるニンジンの増収量は,ダイコン-ニンジン輪作区でニンジン連作区より大きい傾向が認められた。ニンジン連作区およびダイコン-ニンジン輪作区では,2000年春~秋にサトイモを作付けした結果,キタネグサレセンチュウの密度が減少し,翌年の春作収穫時まで低密度状態が維持された。深さ60cmにおける土壌溶液中の硝酸態窒素濃度はニンジンを連作した結果,2000年あたりから特に化学区で高くなった。以上の結果から,効果的な輪作を行うことにより,連作に比べて安定的に化学肥料削減および耕種的防除を行うことができる可能性が示唆された。
索引語ニンジン;化学肥料;連作;輪作;ダイコン;収量;秋;窒素;作付体系;施肥
引用文献数5
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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