ダイズ新品種「エルスター」の育成とその特性
ダイズ新品種「エルスター」の育成とその特性
レコードナンバー | 670995 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20003504 | NACSIS書誌ID | AA11598810 |
著者名 | 高橋 将一 松永 亮一 小松 邦彦 羽鹿 牧太 酒井 真次 異儀田 和典 中澤 芳則 | ||
書誌名 | 九州沖縄農業研究センター報告 | ||
別誌名 | Bulletin of the NARO Kyushu Okinawa Agricultural Research Center (NARO/KARC) Bull. Natl. Agric. Res. Cent. Kyushu Okinawa Reg. 九州沖縄農研報告 | ||
発行元 | 農業技術研究機構九州沖縄農業研究センター | ||
巻号,ページ | 42号, p.49-65(2003-03) | ISSN | 13469177 |
全文表示 | PDFファイル (1040KB) | ||
抄録 | ダイズ新品種「エルスター」は、暖地栽培に適し、子実中の青臭みの発生に関与する酵素、リポキシゲナーゼを全て欠失したダイズ品種の育成を目標に、農林水産省九州農業試験場(現、独立行政法人農業技術研究機構九州沖縄農業研究センター)において育成された。「エルスター」は「フクユタカ」を母とし、「九交355(M3)」(のちの「いちひめ」)を父として人工交配し、その交雑後代のF2個体を「フクユタカ」に戻し交配し、さらに、臍色を黄色にするため「むらゆたか」と交配を行い、選抜・固定を図ってきたものである。2000年8月に、品種としての優良性が認められ、「エルスター」(だいず農林115号)として登録された。本品種は九州地域の基幹品種の「フクユタカ」および「むらゆたか」に形態的、生態的特性がよく似ており、九州での栽培に適している。さらに、子実収量、子実粗蛋白含有率においても「フクユタカ」並に優れ、リポキシゲナーゼ欠失ダイズの安定供給に貢献するものと期待される。 | ||
索引語 | ダイズ;育成;子実;品種;新品種;特性;栽培;暖地;発生;酵素 | ||
引用文献数 | 13 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |