長崎県型イチゴ高設栽培システムを利用したメロンの高品質栽培法

長崎県型イチゴ高設栽培システムを利用したメロンの高品質栽培法

レコードナンバー671004論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016330NACSIS書誌IDAN00177561
著者名下位 祐子
梁瀬 十三夫
書誌名長崎県総合農林試験場研究報告. 農業部門
別誌名Bulletin of the Nagasaki Agricultural & Forestry Experiment Station. Sect. of agriculture
発行元長崎県総合農林試験場
巻号,ページ29号, p.33-50(2003-03)ISSN03888398
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抄録1)隔離床栽培では定植後の活着が良く、開花日は促成栽培が7日、抑制栽培で2日早く、収穫日も促成栽培で約10日、抑制栽培で約4日早まる。また、本システムが土壌水分をコントロールしやすいことから、果実糖度を容易に高めることができ、特に果実中央部まで糖度が高く、全体的においしい果実の生産が可能である。2)隔離床を利用したメロン栽培における一次ネット肥大期の潅水量は、一日あたり2l/株程度を目安に行うことにより果形などの外観がよく、糖度の高い果実が得られ、生育も最後まで安定する。3)隔離床を利用したメロン栽培における二次ネット肥大期の潅水量は、晴天時には一日当たり2~3l/株程度を目安に行うことにより果形やネットなどの外観がよく、糖度の高い果実が得られ、生育も最後まで安定する。4)隔離床を利用したメロン栽培における成熟期の潅水は、ネット完成(開花30日)後すぐに制限する必要はなく、開花後45~50日の時期から晴天時で株当たり1l程度に抑えることにより糖度16度程度の果実が得られる。5)隔離床栽培の土壌消毒は、ハウス内を閉め切りベッドをマルチで覆うことによって45℃以上の地温を晴天時で1日13時間程度保つことができ、夏期であれば太陽熱のみで消毒が可能である。6)隔離床を用いた適正施肥量は、窒素成分で9g/株を施用することによって、肥大後期まで安定した体内窒素濃度の維持が可能で、果実糖度も高くなる。また、廃液中の硝酸態窒素濃度は9g/株を越えると高まることから、窒素成分で9g/株の施用は環境配慮の観点からも適正である。
索引語栽培;果実;糖度;メロン;窒素;開花;肥大;潅水;システム;促成栽培
引用文献数18
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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